Mahmalo’s blog

趣味、興味、留学、日常について語ります。

【留学】このご時世での帰国、大変過ぎ

突然ではあるが先日帰国した。

 

比較的安全と言われていた台湾でもついに防壁に亀裂が入り、感染が拡大した。(と言っても日本よりは全然マシだし、これは私の帰国の理由ではない)

非常に心配である。

 

今日は今までの帰国と今回の帰国で、何が違ったのか(ある程度想像はつくと思うが、ここでは詳細について)話したいと思う。

 

順を追って説明したい。

 

今回の帰国手順はざっとこんな感じである

  1. 飛行機のチケットを購入、隔離場所の確保
  2. PCR検査の予約と実施
  3. チェックイン、質問書記入
  4. 飛行機内で必要書類をもらい、記入する
  5. 空港到着、書類提出とPCR検査、指定アプリのインストール
  6. 入国、税関

 

1、飛行機のチケットを購入、隔離場所の確保

飛行機はいつも通り、ネットで予約する。

ポータルサイトでもいいし、航空会社のサイトで直接買ってもいい。

 

しかし、状況によっては予約した飛行機がキャンセルになる場合もあるようだ。

 

実際私はもともと予約していた飛行機がキャンセルされ、別の日にちで取り直した。

出発の1週間くらい前に通知が来て、慌てて取り直したのであった。

 

また、価格も全体的に高い。

どの航空会社も経営がきつい中で、従業員の方々も大きなリスクを負いながら仕事をしておられるので、これも納得である。

 

とりあえず、飛行機はネットから普通に予約できた。

しかし、このタイミングで各航空会社から案内されている入国に関する注意事項を必ず読んでおく必要があるなと感じた。それに従うことができないと、搭乗することもできないからである。

 

特に、PCR検査と隔離場所と移動手段の確保は大切なので、しっかりやっておこう。

 

2、PCR検査の予約と実施

日本に入国する(飛行機に搭乗する)際の必要書類に、陰性のPCR検査報告書が必要である。

 

そのためには出国の72時間以内に、PCR検査をしなければならない。

ここで注意しなければならないのは、「検査実施」が出国72時間以内でなければならない。

「報告書を受け取る」ことが出国72時間以内な訳ではない。

 

これは航空会社の注意書にも書いてあったことである。

 

検査の予約は病院に電話して予約した。

実施日に病院へ行き、言われた日にちに報告書を取りに行く。ただそれだけである。

 

台湾では未だに検査費用が高く、費用は自費なので、5000元から7000元ほどかかる。

(日本円で2万円から3万円程度)

 

また、日本政府は検査の実施方法も指定していて、検体も唾液か鼻咽頭ぬぐい液である必要がある。

 

詳しくは、政府のホームページやJALANAがまとめた注意事項を参照して欲しい。

 

 

3、チェックイン

時を進めて出発当日。

 

空港についてまずすることはチェックインであるが、これに時間がかかる人が多いようだ。(前の人たちが渡航目的を聞かれたり、注意事項を話されたりしていて結構並んだ)

 

ここでまず72時間以内に実施したPCR検査の陰性報告書と、パスポートを見せる必要がある。

そのほかはいつも通り、チケットが印刷され、預け荷物の重量を測り(今回もギリギリセーフ)、チェックインは完了。

 

日本政府が出している質問表もこのタイミングで案内され、記入する必要がある。

主に、隔離期間中どこに滞在するのか、連絡先はどこかなどの質問だった。

 

荷物検査や出国はいつも通り行われた。

 

 

4、飛行機内で必要書類をもらい、記入する

飛行機内でCAの方から、たくさん書類をもらった。

 

日本政府からの隔離要請に関する書類であったが、一番重要なのが誓約書である。

 

帰国後、日本政府の要請に応じて、隔離を実施する事を誓約するのだ。

 

大事なことであるからもちろん記入。

住所や電話番号、パスポート番号なども書いて、空港についてから提出する。

隔離中に不要な外出をするとニュースになるから気をつけてとも書いてあった。

 

それらが済めば、あとは機内食なり映画なりを楽しむのみである。

 

到着に備える。

 

到着してからはすぐに席を立たず、検疫所のアナウンスをおとなしく聴かなければならない。

しっかり聴いたのちに、CAさんの案内で離席する。

 

 

5、空港到着、書類提出とPCR検査、指定アプリのインストール

空港についてからは、書類提出と必要事項の申告を繰り返す。

 

無駄な要素はなく必要なプロセスを踏み、案内通りに進んでいく。

要するに、政府が帰国者の隔離滞在をしっかり把握できるように情報を聴いているのである。しっかり真実を伝えよう。

 

PCR検査は唾液を採取して行われた。非常にスムーズだった。

結果を待っている間にも案内は続く。

 

特に重要なのは、指定されたアプリをインストールする必要があることである。

 

OELと呼ばれる位置報告アプリ、MySOSと呼ばれる通話アプリ、そしてCOCOAという厚労省接触者確認アプリである。

 

みんな重要なのでしっかりとインストールしよう。

 

空港でのPCRが無事陰性であり、かつ情報申告やアプリのインストールが終わった時点で、やっと入国できるのだ。

私は割とスムーズに進んだが、飛行機が到着してから1時間程度経過した。

 

6、入国、税関

入国と税関はいつも通りである。

 

日本国のパスポートを持っている人は無人ゲートでスムーズに入国できる。

スタンプも押して欲しければ押してもらえる。

 

税関もいつも通り。

心なしかいつもより質問されたが、重要なことなので真実を答える。

 

入国後は、公共交通機関を使うことができないので、自家用車かレンタカー、専用送迎バスなどで隔離場所まで向かう必要がある。

その手配も出国前にやらなければならない。

 

 

手配した手段で隔離場所まで行き、隔離開始。

到着した日の翌日から数え始めて14日間なので、ご注意を。

 

隔離開始してからは、毎日11時に政府からメールが来るので質問に答えること、OELで定期的に位置情報を送信すること、この2点を忘れずにやる。

 

 

以上で帰国完了である。

ちなみに私はまだ隔離中。暇人を極めている。

 

このご時世ではあるが、皆様も健康にお気をつけて。