Mahmalo’s blog

趣味、興味、留学、日常について語ります。

【留学】台湾留学のきっかけと準備

台湾に正規留学することは、メジャーな選択ではないにしろ、肌感ではその留学者数は増えつつあると思う。自分は2015年の冬に留学を決意し、2017年の9月に留学生活が始まった。今日はそのきっかけと、留学準備について少し話そうと思う。

 

 

私は高校に入学した時点で、いつかは海外に留学しようと決めていた。当時の私は恥ずかしながら、アメリカのポップミュージックやEDMにハマっていて(今でもごくたまに聴く。周りには、今の趣味趣向とのギャップを感じられるのが恥ずかしくて言えない)、所謂海外かぶれした日本人と言うやつだった。

高校自体も、異文化学習や言語学習に力を入れている学校に進学し、英語や世界史を得意科目として日々勉強をしていた。

入学当時の自分の「海外」に対する意識は、主に英語圏やヨーロッパを中心としていて、アジアやその他の地域は特に念頭になかった。

 

しかし、一年生も終盤に差し掛かった頃、テレビでたまたま台湾で発生したひまわり運動に関する特集を見た。この時、日本ではあまり感じられない「民衆」の力と社会の動力に新鮮味を感じたとともに、同じ東アジアの国であるにも関わらず、日本と台湾でこんなにも違うのかとショックを受けたのだった。

考えてみれば、当時の自分の「海外」は主に英語圏や先進諸国を指していて、すぐ隣にあるアジアの国々や、当時でも話題になっていた中東、南米、アフリカ諸国に対して、存在は知りながらも自分の関心の対象としていないことは、「海外」と謳っているにも関わらず、おかしなことであった。

その後、高校二年生の冬、少しずつ進路を意識し始める中で、学校に貼ってあった台湾留学のポスターを見かけ、これこそと思い台湾留学を決意したのであった。

 

台湾は自分にとって、平たく言えば面白そうな国であった。

与那国島のすぐ隣にあると言う、地理的な近さにあるにも関わらず、社会や共同体として日本とは全く違うように見える。当時高校生だった自分には十分刺さっていた。

 

高校二年生の冬から、当時所属していた部活を退部し(この決断には自分の中でも賛否両論ある)、中国語の予備校に通い始めた。一から中国語を習い始め、一年半後には留学先で大学の講義を理解できる程度にしなければならなかったので、中国語の学習に専念する必要があったためである。

 

昼は学校、夜は予備校で中国語を学ぶ生活が続き、やがて高校を卒業した。台湾の年度の初めは9月なので、それまでは引き続き予備校に通い続けた。一日8時間授業を受けることも多々あった。

その他の準備は、予備校が付随しているサポートセンターが協力してくれたおかげで、自分は必要書類等を準備すればいいだけだった。具体的には、

  • 留学ビザに必要な書類
  • 中国語2000字程度の自分史
  • 中国語2000字程度の学習計画
  • その他身分証明等大学に自分の身分を証明するための書類

などがあげられる。

その他、書類選考を通過してからは、大学との面接があったため、ある程度自分がなぜ台湾に行きたいのか、何を学びたいのかなどを中国語で言えるようにした。

 

私が申請した大学は、まだ高校に在学している2月に申込期限があり、4月には結果が出た。無事合格できたので、8月まで予備校で中国語を学んだ後に、いよいよ「渡台」したわけである。

 

以上、私の留学のきっかけと準備についてだ。

留学先では実に様々な困難にぶち当たった訳だが、それはまたの機会に話したい。